テレビアニメって楽しいよね

1963年から始まったアニメを紹介いたします。 概要・あらすじ・主題歌・登場人物・声優 wikipediaからなのでネタバレの危険がありあます!

ワンダースリー


虫プロダクション制作のテレビアニメ、及びこれと設定を同じくする手塚治虫のSF漫画作品である。


『ジャングル大帝』に続く虫プロ3番目のアニメ作品で、虫プロ内の余剰人員を活用する目的で示された企画をその端緒とする。


『W3』が形になるまでに、2度虫プロの企画と似たアニメが他の会社から制作され、虫プロではその都度設定変更を行っている。


漫画版は当初『週刊少年マガジン』に掲載された。


しかし、前述の設定変更の際に社内で内通者騒ぎが起こり、不幸にもその発端となった作品が『W3』と同時掲載になったため、これを快く思わなかった手塚の意向によりマガジンでの連載を6回(1965年13号 - 18号)で打ち切り、設定を見直した上で掲載誌を『週刊少年サンデー』に変更して連載された(1965年5月30日号 - 1966年5月8日号)。


このことは俗に「W3事件」と呼ばれている。


アニメ版は虫プロダクション製作でされ1965年6月6日 - 1966年5月30日にフジテレビ系で全52話で放送されたモノクロ。


提供はロッテ。


大まかなプロットは共通しているが、全52話のうち大部分が漫画版と異なっている。


OPは、スタッフおよび提供スポンサー(ロッテ)のテロップのある物と、無い物の2種類がある。


懐かしのアニメ特集等では、専らテロップ無しのものが使われているが、DVDには双方が収録されている。


テロップありヴァージョンのラストは、「♪ワンダースリ~、ワンダースリ~」の歌に合わせて、「提供 ロッテ」の「ロッテ」の部分が揺れ動くという、異色のパターンだった。


放映開始からしばらくは常時20%台を維持する好視聴率をマークしていたが、その後TBSが同時間帯に円谷特技プロダクションの特撮番組をぶつけてくることが判明し、円谷の特撮技術をよく知っていた手塚治虫は番組の前途を危惧した。


その番組『ウルトラQ』が始まるや、『W3』の視聴率は急落、月曜19時30分枠への時間帯変更(正確には『快傑黒頭巾』との枠交換)のやむなきに至った。


手塚は『ウルトラQ』第1話の放映を見たとき、息子である手塚眞の興奮ぶりが「すごいものであった」と記し、クライマックスが終わってから『W3』にチャンネルを変えたとき「ああ、これで負けた!」と感じたという。


【『W3』(ワンダースリー)】の主題歌・あらすじ・登場人物・声優

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遊星少年パピイ


フジテレビ系で放映されたテレビアニメ。


全52回。


並行して横山光輝の弟子だった井上英沖による漫画も連載され(光文社刊『少年』)、井上の代表作となった。


放映期間は1965年6月3日から1966年5月27日。


当初の放送時間は木曜19時~19時30分。


『鉄人28号』の後番組で、江崎グリコ提供の「グリコ劇場」枠での第2作。


スポンサーには系列会社のグリコ乳業も併記されていた。


オープニング(「グリコ劇場」の表記)と主題歌の最後にはスポンサー名「グリコ」を連呼するコーラス(「グリココール」)が入っており、『鉄人』と同様。


コーラス部分も含め、主題歌の作詞・作曲は三木鶏郎、歌唱はデューク・エイセスで、『鉄人』と同じ布陣。 曲自体も非常に酷似している。


1965年12月31日放送分(第31話)からは、『忍者部隊月光』との放送枠交換で、金曜19時からの放送となった。


提供スポンサーの江崎グリコからは玩具付きキャラメル「グリコ」のバリエーション、「パピイグリコ」が発売された。


パピイ(地球人モードも含む)を始めとする、キャラクター人形がおまけに付いた。


これと並行して、ヒロイン・リコを使った女の子向け「リコちゃんグリコ」も発売された。


後に「パピイガム」が発売。 こちらの方には、立体ピクチャー「ステレオスコープ」が挿入された。


さらに当たりくじを送ると、メタライザー型の「パピイペンダント」(後ろにガムケース付き)や、「ステレオスコープ」付き定期入れがもらえた。


またキャラクター商品ではないが、放送期間中はグリコの主力商品・ビスコの箱の裏に、パピイが描かれていた。


放送前に、都内在住の一万人の少年少女にアンケートを募り、キャラクターや設定などを決定した。


後にエイケンは、TBS『冒険ガボテン島』でもアイデアを一般募集している。


1990年代前半まではOPフィルムが見当たらず、東映ビデオ製の「エイケンTVアニメ主題歌大全集」(ビデオソフト、LD、DVD)では、冒頭の「グリココール」シーンは『鉄人28号』の同シーン(摩天楼とサーチライト。『パピイ』版はクリフトンの都市)を流用し、OPは本編を再編集して作った。


だがその後OPフィルムが見つかり、全話を収録したDVDシリーズではそのOPフィルムを使用した。


またホームドラマチャンネルで再放送した時も、そのOPフィルムを使っている(しかし「グリココール」シーンはカットされた)。


【遊星少年パピイ】の主題歌・あらすじ・登場人物・声優

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宇宙エース


1965年5月8日から1966年4月28日迄の間、フジテレビ系で放送していたSFアニメ。


全52回。


宇宙の王子エースの活躍を描く。


竜の子プロダクション(タツノコプロ)製作のテレビアニメ第1作。


放送当時、テレビのカラー放送があまり普及してなかったので、モノクロで制作された。


放送時間は、第1話 - 第48話は毎週土曜18:15 - 18:45、第49話 - 最終回は木曜19:00 - 19:30だった。


吉田竜夫作の漫画が『少年ブック』に連載されていた。


後にタツノコプロの代表作の1つとなる『ヤッターマン』に登場する悪役「ドロンジョ」にそっくりの悪役が登場するエピソードがある。


この悪役の名は「ギャラクター」(同じく後のタツノコプロの代表作『科学忍者隊ガッチャマン』の悪の組織の名)と言う。


1966年(昭和41年)に、「宇宙エース」の輸出用カラー版パイロットフィルムがピープロで制作されている。


内容は、第1話をそのままカラーで作り直したものだった。


当時タツノコプロにカラーアニメ製作のノウハウが無かったため、ピープロに依頼されたのである。


主人公のエースは1994年(平成6年)に制作されたOVA『タイムボカン王道復古~ヤッターマン タツノッコン王国で同窓会だコロン~』にも出演している(但し台詞は無し)。


必携アイテムの“ピカリング”(このアイテム名は後に同じタツノコプロ作品のタイムボカンシリーズ第3作『ゼンダマン』にも流用)を手に主題歌『星の炎に』(いずみたく作曲、但しインスト)の冒頭部に合わせ登場するが、台詞はなく、また初回放送時がカラー放送でなかったため、モノクロでの出演となっている。


その際、エースを発見してのトンズラー(声:たてかべ和也)の驚きの台詞は「ゲゲッ、あいつ白黒でっせ」であり、本作が白黒であったことを皮肉ったものだった。


後年、カラーによるリメイク版が企画されており、BS2でのOAも予定されていたが、突然白紙となった。


2002年6月25日に第1巻、同年9月25日に第2巻のDVD-BOXがそれぞれ発売。


2010年現在単巻のDVDの発売はされていない。


【宇宙エース】の主題歌・あらすじ・登場人物・声優

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