魔神英雄伝ワタル
1988年4月15日~1989年3月31日迄日本テレビ系の毎週金曜日17時00分~17時30分の時間帯で放送された。
サンライズ制作による日本のテレビアニメ。
全45話。
シリアスで重たい物語が増えたことを危惧し、『鉄腕アトム』から続く子供が純粋に楽しめるアニメ作品を目指して制作された。
テレビゲーム的RPG風ストーリー展開に、既存のアニメの良い箇所と和のテイストを加えた独特の世界観を持ち、ロボットに乗り込んで戦うというロボットアニメ的な要素もあるが、戦闘パートよりもギャグテイストが強く、死人が出ることもほとんどない。
キャラクターの原型は、芦田豊雄の手による『月刊OUT』1988年2月号の表紙イラストで登場した「宇宙少年BOY」というもの。
この際「表紙のことば」で芦田が「いつかこんなアニメをやりたい。この表紙を見た業界の方々、興味があればご一報ください」とダメ元で書いていたものがサンライズの目に留まり、企画として動き出した。
広井王子の「いまビックリマンチョコ流行ってるけど」(原文のまま)という発言が元となり『ビックリマン』の特徴である「顔」の要素を取り入れ、登場人物およびメカは「顔」を中心にデザインされており、「顔から手足が生えたような造型」になっている。
オープニングは元来は立花瞳が大人向けのラブソングとして書き上げたものを、作品にあわせて変更したものである。
TVシリーズで歌詞が変更されているのも、映像スタッフからの希望で作品寄りにしたものである。
オープニングテーマとは異なり、エンディングは『ワタル』のために新規製作された歌。
対象年齢が高めだったので、幅広い層にメッセージを配信するため対象年齢は低めにしてある。
魔神英雄伝ワタル TV&;OVA DVD-BOXが2002年3月15日に発売。
魔神英雄伝ワタル Blu-ray BOXが2013年12月18日に発売。
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