美味しんぼ
原作:雁屋哲、作画:花咲アキラによる日本の漫画。
『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で、1983年20号より連載中。
1987年、第32回小学館漫画賞青年一般部門受賞。
東西新聞文化部社員、山岡士郎と栗田ゆう子を主人公に、食をテーマとして毎回様々なストーリーが展開される。
本作品は人気を博し、のちにアニメ、ゲーム、テレビドラマ、映画化など様々なメディア展開も行なわれた。
タイトルの『美味しんぼ』は雁屋による造語で、フランス語の「グルマン」に近い意味である。
グルメ漫画および日本のグルメブームの中心となったと一般に言われている。
また、題材となる食べ物の種類も、和、洋、中、アジア、精進料理に庶民の食べ物までと幅広い。
日本のグルメ漫画を代表する作品ではあるが、軽薄なグルメブームとは一線を画す。
米、鯨、食品添加物など食文化に関するもの、食と関係ない様々なテーマについても問題を提起する回もしばしば存在する。
1988年10月17日から1992年3月17日まで、日本テレビ系列で放映された。
製作はシンエイ動画。
全136話。
キャッチフレーズは「究極のアニメドラマ」。
原作の初期が描かれている。
アニメでの放送時に原作の掲載時とは社会情勢が変化したものについてはそれに沿ったり、登場人物のセリフが原作より抑えられた表現になっていることがある。
映像ソフトとしてはVHS(話数ではなく、タイトル別となっている)での販売がなされているものの、2015年現在もDVD化はされていない。
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