超攻速ガルビオン
1984年2月3日から同年6月29日まで毎週金曜日17:30 - 18:00の枠にてテレビ朝日系列で放送された、国際映画社製作のロボットアニメ。
国際映画社が手がけた最後のロボットアニメである。
メインスポンサーだったタカトクトイスの倒産により急遽打ち切りが決定、第22話までの放送となる。
急遽決まった打ち切りだが、既に第22話の作業が進んでいたため大幅な手直しはできず、最後の30秒のみを止め絵とナレーションによる説明に差し替えて物語を無理矢理完結させるという苦肉の策で結末を迎える形となった。
総監督の鴫野の話によれば、脚本そのものは第30話まで出来上がっており、アテレコを残すのみとなっていた第25話・第26話のアテレコに入る寸前に打ち切りの報を受けたという。
当時リリースされたサントラ盤のライナーノートには2クール以降のストーリー展開の構想が記され、『アニメージュ』誌には大畑晃一のイラスト付き解説が掲載されていた。
第22話放映後に劇場公開もしくはOVAによる本作の結末を描いた完結編を制作する予定だったが、番組終了の翌年に制作会社である国際映画社が倒産したため、立ち消えになった。
主題歌2曲と挿入歌2曲を収録したEPレコードは、ともにキングレコードから発売された。
また、『ロンリー・チェイサー』と『メモリー・ララバイ』はCD『国際映画社アンソロジー』に放送時の状態で、CD『ふるえるぜ!ハート~J9と仲間達』にフルバージョンで収録されている。
また、『超攻速ガルビオン BGM集1』(LP、カセット)に収録されているほか、『超攻速ガルビオン BGM集2』(LP、カセット)には『ロンリー・チェイサー』のカラオケが収録されている。
2009年6月24日にディスクユニオンのアニメ/特撮復刻専門レーベルTRIPLE STARSより、サウンドトラックCD『超攻速ガルビオン 音楽集』が発売された。
2009年11月26日にキングレコードから発売された『ロボットアニメ大鑑 下巻』には、『ロンリー・チェイサー』、『メモリー・ララバイ』、『BE A HERO』、『ALONE』の4曲が全て、フルバージョンで収録。
なお、本盤にはキング音源の国際映画社の他のロボット作品群(『J9シリーズ』『魔境伝説アクロバンチ』『宇宙戦士バルディオス』)の主題歌・挿入歌も、同時に収録されている。
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