巨人の星
作:梶原一騎、画:川崎のぼるによる漫画作品『巨人の星』、『新巨人の星』を原作としているアニメ作品である。
スポ根野球漫画『巨人の星』、『新巨人の星』を原作として制作された一連のアニメシリーズ。
『巨人の星』、『新・巨人の星』、『新・巨人の星II』何れも毎週土曜日の19時00分から19時30分迄の30分のテレビアニメ番組として、よみうりテレビ制作、日本テレビ系列で全国放送された。
アニメーション制作は東京ムービー(現:トムス・エンタテインメント)。第1作目の『巨人の星』のみが大塚製薬グループの単独提供番組で、旭通信社が広告代理店を務めていた。
『巨人の星』の放送開始に当たって、まずTBSにアニメ化の話が持ち込まれるが、交渉は不調に終わる。
続いて日本テレビ、フジテレビと続けて企画を持ち込むものの、いずれも話がまとまらずアニメ化は暗礁に乗り上げる。
そして最後に回ってきたのが、よみうりテレビであり、ここでようやくアニメ化が実現する。
『巨人の星』は2006年にDVD化されたほか、『新・巨人の星』は2008年に初のソフト化が実現、DVD-BOXが発売された。
その後、2013年、両作品のBlu-Ray Boxがキングレコードから期間限定商品として発売された。
放映開始前にはモノクロのパイロットフィルム『人気マンガの傾向について 巨人の星』が制作されている。
内容は1967年当時の漫画の人気傾向のデータ、原作漫画の原画を使用したあらすじ紹介、飛雄馬の投球を描いたアニメーションで構成されていた。
このパイロットフィルムは2013年6月5日発売の『巨人の星 Special Blu-ray BOX 1』に初収録された。
アニメ版は原作の構図や表現方法をほぼ忠実に再現しているが、アニメ版独自のストーリーやダイナミックな表現方法もふんだんに盛り込まれた。
作画スタッフの大半が野球の知識がない素人だったため、リテイク(作り直し)が頻発した。
特にメインストーリーである『巨人の星』は人気が高く、何度も再放送された。
一徹と飛雄馬の父子特訓から、ライバル達と出逢い甲子園での激闘、巨人入団後に大リーグボールを開発して更なる激闘、左腕が崩壊し完全試合を達成、父子の闘いの終焉までが描かれている。
放送期間:1968年3月30日 - 1971年9月18日(全182話) 人気漫画のアニメ化とあって、放送開始にあたり「視聴率25パーセント以上」という厳命が下ったという。
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