テレビアニメって楽しいよね

1963年から始まったアニメを紹介いたします。 概要・あらすじ・主題歌・登場人物・声優 wikipediaからなのでネタバレの危険がありあます!

妖怪人間ベム


1968年(昭和43年)10月7日から1969年(昭和44年)3月31日までフジテレビ系列にて毎週月曜日19時30分 - 20時00分の時間枠で放送されていたテレビアニメ。


全26話。


いつどこで誰が生み出したのか誰も知らない、人でも怪物でもない異形の生物…それが「ベム」「ベラ」「ベロ」の「妖怪人間」である。


時には人々に迫害され、また時には友情を育みながら、いつか人間になれる日を夢見て彼らは世に仇なす悪と戦い続けるのだった。


3人の合言葉は「早く人間になりたい!」であるが、この言葉はオープニング(レーザーディスク版ではこのセリフは省略されている)の他に第2話(パイロット版)でベラが発言しており、ベムとの会話から2人それぞれの心情を知ることができる。


妖怪人間たちが生まれたのは18世紀中(1700年代)であり、時代とともに悪がはびこる世を嘆いたある科学者の実験により生まれ、壷の中の培養液から生まれたという設定である。


科学者の死後は実験が中断され、放置された細胞が奇跡的に生き延び、妖怪人間として現代に生まれた。


生まれた当初は自身を人間と思い、妖怪姿のままで人前に現れ、その醜さから人々に疎まれたために洞窟で暮らし、やがて世の正義のために妖怪や悪を退治する旅に赴くようになる。


1話完結形式で、ベム・ベラ・ベロが3人で各地を放浪しながら妖怪を退治していくフォーマット。


同年にはフジテレビで先行して東映動画(現・東映アニメーション)の『ゲゲゲの鬼太郎』が放送されているが、本作はよりホラー色が強く、西洋的な異国情緒の漂う雰囲気となっている。


この時期には他にも、『怪物くん』(TBS)、『怪奇大作戦』(TBS・円谷プロ)、『河童の三平 妖怪大作戦』(NET・東映)、『バンパイヤ』(フジテレビ・虫プロ商事)が放送されており、妖怪ブームの最中だった。


本放送時のスポンサーはロッテ。 チューインガムなど関連商品が発売されている。


本放送では、関東地区で16話と20話で20.6%の最高視聴率を獲得。


名古屋地区では特に人気が高く、平均視聴率は23.2%、最高で28.3%(16話)の視聴率を挙げている。


本放送後もたびたび行われた再放送で人気が高まった作品である。


今日では不適切とされる表現が多く見られるため、第4話が封印されて放送や収録されなかったり、セリフが消されたりする修正を受けることが多い。


一時期出回ったビデオ全集でも同様の音声カットの措置が採られた。


1992年、レーザーディスクのLD-BOX「妖怪人間ベム スペシャルコレクション」が発売され、2000セットが完売。


【妖怪人間ベム】の主題歌・あらすじ・登場人物・声優

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