愛の若草物語
フジテレビ系列の『ハウス世界名作劇場』枠で放映されたテレビアニメ。
放映期間は1987年1月11日から同年12月27日で全48話。
原作はルイーザ・メイ・オルコットの『若草物語』および『続・若草物語』。
「姉妹の年齢が変更されている」「アニメオリジナルの人物が登場する」「主要キャラクターの名前や設定が変更されている」など、原作との差異がシリーズの他の作品と比較して多く存在する。
原作は作者の家庭をモデルとしており、特に次女のジョオ(ジョー)は作者本人がモデルとされ、ジョオを中心に話が進んでいく。
本作品でもそれは変わらないが、ナレーションを末女(四女)のエイミーが務めている為、主人公はジョオ・視点はエイミーという形式となっている。
またEDクレジットにおいては、主人公・ジョオ役の山田栄子ではなく、長姉・メグ役の潘恵子がトップにクレジットされていた。
オープニング(OP)・エンディング(ED)テーマは、当初は新田恵利が歌っていたのだが、第15話から新曲に差し替えられた。
このうち、第2期OPテーマ「いつかきっと!」は歌詞の内容が四姉妹それぞれの夢を歌うもので、姉妹の担当声優が実際に歌うというものであった。
夢の内容は姉2人が1番、妹2人は2番に該当しており、1番と2番が毎回交互に使用されていた。
この曲は元々挿入歌として作られていたものであり、OPの差し替え前にも既に作中で何度か使用されていた。
本作途中より『ショットガン』放送のために、放送時間が2分短縮されている。
後の1993年に原作の第3部にあたる『若草物語 ナンとジョー先生』が世界名作劇場枠でアニメ化された。
本編のDVDは2000年3月25日 - 6月25日発売。
全12巻で3巻ずつ同時発売。
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