ゴールドライタン
1981年(昭和56年)3月1日から1982年(昭和57年)2月18日まで東京12チャンネル→テレビ東京で放送された、タツノコプロ製作のロボットアニメ。
全52話。
放送時間は第5話までが毎週日曜日7時30分 - 8時00分、第6話以降は毎週木曜日18時00分 - 18時30分。
本放送時のタイトルは『ゴールドライタン』だったが、再放送時に『黄金戦士ゴールドライタン』に改題されていた。
しかし、局によっては本放送版をそのまま流しているなど、統一されていない。
当時の番宣ポスターや主題歌シングル、現在のDVD-BOXやBlu-ray BOX、オリジナルサウンドトラックなどの関連商品でも『黄金戦士ゴールドライタン』となっており、こちらが事実上の正式タイトルといえる。
真下耕一の初監督作品。
本作はトランスフォーマーやマシンロボなどに先んじた、意思を持った変形ロボットの群集劇である。
また、後続作品のトランスフォーマーシリーズや勇者シリーズでは、ロボットと少年との心の交流も重視しているが、本作もヒロとの友情が重要なテーマになっており、時代を先取りしているといえる。
アニメ化企画自体はポピーからタツノコプロに持ち込まれたもので、村上の説得によりタツノコプロは即座にアニメ化を決定したという。
アニメの放送開始とともにポピーから発売された超合金のライタン軍団(アイシーライタンを除く5種)は、亜鉛合金をダイヤモンドカッターで削ったクリスタルカットと呼ばれる彫刻が話題となった。
特にゴールドライタンは、金箔が張り付けられた高級感あふれる仕上がりで、この生産のために日本中の金箔職人が動員されたという逸話がある。
シリーズは定価3000円という高額ながら人気商品となり、5種合計で売り上げ150万個を販売した。
2006年7月にバンダイから、超合金魂シリーズで巨大化プロポーションを再現したゴールドライタンの玩具が発売された。
本放送当時のOPテロップでは、ED曲のタイトルが『メカニカル・ダンシグ・ファイト』と誤表記されていた。
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