忍者ハットリくん
藤子不二雄Aによる日本の生活ギャグ漫画作品、及びそれを原作としたテレビ映画、テレビアニメ、劇場アニメ作品。
漫画雑誌『少年』(光文社)にて1964年から1968年まで、『コロコロコミック』、『てれびくん』、各小学館の学年別学習雑誌にて1981年から1988年までにかけて連載された。
ハットリくんが忍者の里、伊賀から東京に出てきて、三葉家に居候することになり、いろいろな騒動を起こす物語。
三葉ケン一との友情も描く一方で、いろいろな忍術を紹介している作品でもある。
現代社会に沿わない忍者が登場することで、その作品に面白みが増している。
1981年から1987年にかけ、テレビ朝日系にてシンエイ動画によりテレビアニメ化された。
この番組は、放送時間帯移動の変遷が大きかったのも特徴である。
全話収録ではないもののDVD化もされた。
『ドラえもん』、『怪物くん』とヒットして来た、シンエイ動画・テレビ朝日の藤子アニメ第3弾。
夕方の帯(18:50 - 19:00)と日曜の朝(9:30 - 10:00)に放送されていた『ドラえもん』の後番組である。
このアニメ版ではタツノコプロ出身の笹川ひろしが総監督に就任。
それまでの藤子アニメとは一味違った新たな方向性を見出し、後続の藤子アニメにも大きな影響を与えた。
ハットリくん達がずっこけるときのセリフ「ズコー!」は子供達の中で人気を博し、その後の笹川の関わった藤子アニメは、『パーマン』の「ヘコー!」や『オバケのQ太郎』の「オター!」などにみられるように、ずっこけのセリフが決められた。
また、笹川が過去に関わった『ハクション大魔王』に登場する「それからおじさん」に通じる忍者姿のカラスで『ソレカラス』(声:梨羽由記子)というキャラクターも作られた。
また原作のエピソードの少なさを補うため、アニメオリジナルのエピソードが数多く作られている。
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