まんが日本史
1983年4月3日から1984年4月8日まで毎週日曜日午前10:30~同11:00の枠にて日本テレビ系列で放送されたテレビアニメである。
小学館刊行の学習漫画『少年少女日本の歴史』を参考に制作されたもので、日本列島の形成から戊辰戦争終結までを扱っていた。
ただしあくまで「参考」に過ぎず、漫画シリーズの監修者は本アニメにかかわっていない。
キャラクターの描き方など、歴史観が漫画シリーズと対立している面もある。
番組のラストには本編中で取り上げられた時代と同時期の世界史を手短に紹介するコーナーがあった。
なお、ビデオ版は放送版よりも長尺となっており、例えば大坂の陣以降の落ち武者狩りなどが付加されている。
オープニングタイトルに各時代を代表する権力者たちの肖像画が次々に登場するが、源頼朝・足利尊氏・武田信玄・西郷隆盛など、現在では別人を描いたものだとされる肖像画が多数登場する。
各キャラクターは善悪に基づくキャラクターデザインがなされており、高師直や鳥居耀蔵は極悪人顔に描かれている。
また、源義経や天草四郎、沖田総司などは、巷間の歴史小説の役柄通りの美青年顔である。
本放送当時の日本テレビの日曜朝10時台はローカルセールス枠だったため、放送しなかった系列局や、平日夕方に遅れネットで放送した系列局も存在した。
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