テレビアニメって楽しいよね

1963年から始まったアニメを紹介いたします。 概要・あらすじ・主題歌・登場人物・声優 wikipediaからなのでネタバレの危険がありあます!

のらくろ


田河水泡の漫画作品、その主人公である野良犬。


及びそれを原作としているアニメ作品。


大日本雄辯會講談社(現・講談社)の雑誌「少年倶楽部」にて1931年から連載され、戦前の漫画としては稀有な長期連載となっていたのだが、1941年に内務省の役人から「この戦時中に漫画などというふざけたものは掲載を許さん」というクレームが入り、編集長がやむなく打ち切りにした。


戦後も潮書房の雑誌「丸」に探偵の物語として1981年まで執筆した。


日本の漫画の萌芽期に人気を獲得。


当時は、雑誌のみにとどまらず子供向けの商品には次々にのらくろが登場した。


現代のキャラクター商品のはしりともいえる「のらくろ墨」、楽器「のらくろハーモニカ」、筆箱、幼児用の玩具、ハンガーなどが発売された。著作権は、このような第二次的な商品にまでは法的規制の及ばない時代で、ほとんど原作者や出版社の無許諾商品である。


初出から70年以上を経た今(2014年現在)でもキャラクター関連商品等が多数販売されている。


ノラ(野良犬・孤児)の黒犬・のらくろ(野良犬黒吉)が、猛犬聯隊(猛犬連隊)という犬の軍隊へ入営して活躍するという話(舞台モデルは帝国陸軍)。


1935年には、「瀬尾発声漫画研究所」主宰の瀬尾光世によるアニメーション映画、『のらくろ二等兵』、『のらくろ一等兵』が映画撮影され公開。


1970年10月5日から1971年3月29日の毎週月曜日の19時00分~19時30分にフジテレビ系列で全26話(カラー作品)が放映された。


「明治百年」にあたるこの時期に昭和初期のリバイバルブームが起こり、「少年倶楽部」連載版をおさめた『のらくろ漫画全集』が復刻・刊行されてヒットした。


これを受けて1970年にアニメの制作に至る。


軍隊の話という基本設定は原作と同じであるが、原作の要素「のらくろの出世」は戦後の時代を考慮してはずされ、のらくろは最後まで「二等兵」でデカと同僚の設定。


また、原作に女性キャラクターのいない点を補い、従軍看護婦のミコがオリジナルで追加された。


原作が昭和初期の作品であることから、当時の子供向けテレビアニメとしては珍しく大人からの反響が大きかった。


本放送開始以後、1970年10月末までにフジテレビには約2,000通の手紙が寄せられたが、その中の約40%が大人からのものだった。


大人層からの反響では、原作から戦後向けにアレンジされた点(特にアニメオリジナルキャラクターのミコ)に関しては概ね不評だった。


一時ビデオソフト化された事も有ったが絶版。


現在は東映ビデオの「エイケンTVアニメ主題歌大全集」でOPとEDを観る事が出来る。


【のらくろ】の主題歌・あらすじ・登場人物・声優

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