昆虫物語 みなしごハッチ(第1作)
タツノコプロのメルヘンアニメ代表作。
タツノコプロは本作以前はどちらかと言うと子供向けと位置づけられる作品を制作していたが、本作でメルヘン路線を開拓した。
ストーリー全部を通じて普遍的な母と子の愛情を描いている。
「ハッチ」は本番組を放送していたフジテレビが8チャンネルであることにちなむとされる。
原作・制作者の吉田竜夫は、この作品で1971年に小学館漫画賞を受賞している。
1970年(昭和45年)4月7日から1971年(昭和46年)12月28日まで、毎週火曜日19時00分-19時30分の時間帯にフジテレビ系で放送。
全91回。
スズメバチに襲われ母と離れ離れになってしまった主人公ミツバチのハッチがまだ見ぬ母を探して苦難の旅をするストーリー。
人間が登場するときは首から上は見えないように描かれている。
人間は環境を破壊したり捕虫したりするなど一貫して悪役として描かれているが、人間による環境破壊がいかに虫達にとって甚大な被害をもたらしているかを描写するためで、子供向けアニメにしては極めて深刻かつ現実的なテーマを取り扱っているといえる。
『東宝チャンピオンまつり』内で計5本が上映されている。
【昆虫物語 みなしごハッチ(第1作)】の主題歌・あらすじ・登場人物・声優
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