銀河疾風サスライガー
1983年(昭和58年)4月5日から1984年(昭和59年)1月31日までテレビ東京系で毎週火曜日17:55 - 18:25の枠にて全43話が放送されていた、国際映画社製作のロボットアニメ。
「J9シリーズ」三部作の第3作である。
J9シリーズ最終作。
ストーリーのモチーフは、ジュール・ヴェルヌの小説『80日間世界一周』。
世界観やファッション、BGMなどは禁酒法時代を舞台にしたギャング映画を意識していて、前2作に比べてアダルトな雰囲気がある。
悲壮感のあるラストで幕を閉じた前作『銀河烈風バクシンガー』とは対照的に、陽気なムードの作風となった。
ナレーターは安原義人が担当。
本編ナレーション、次回予告ナレーションの締め言葉は「Be Happy Good Luck!」で、安原独特のハイテンションな語り口が物語を引き立てていた。
主人公が1年間で回る惑星の数が50個というのは当初の予定放送期間が1年間・全52話となるのを見越した設定で、当初は1話につき惑星を1つ回るペースだった。
しかし、放送期間が2カ月短縮されたために、終盤は1話でいくつもの惑星を巡る展開となった。
なお、前々作の『銀河旋風ブライガー』ではバルカン星が存在する設定になっていたが、本作ではビッグゲームのトライポイントに指定されていない。
シリーズ最終作ということもあり、第43話(最終話)のラストシーンでは、本作のメンバーと前2作品の『ブライガー』及び『バクシンガー』のメンバーが、それぞれ集合カットで登場し、シリーズの終止符を打つ。
オープニング映像のテロップでは、諸事情により、エンディング・テーマを歌った増田直美と樋浦一帆の名は表示されなかった。
バンプレストのゲーム『スーパーロボット大戦GC』(ニンテンドーゲームキューブ版タイトル。
Xbox360版は『スーパーロボット大戦XO』)に登場している。
制作時にはロック役の塩沢兼人は故人であり、ブルース役の曽我部和恭は引退していたため、それぞれ山崎たくみと置鮎龍太郎が演じている。
銀河疾風サスライガー DVD完全BOXが2002年2月22日に発売。
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