じゃりン子チエ
はるき悦巳による日本の漫画作品、およびそれを原作としたアニメなど派生作品の総称。
『漫画アクション』(双葉社)にて1978年10月12日号から1997年8月19日号まで約19年間連載された。
全786話。
第26回(昭和55年度)小学館漫画賞受賞。
単行本の発行部数は3000万部。 1981年4月にアニメ映画化され、その後1981年10月・1991年10月と2度にわたりテレビアニメ化された。
ほか、1980 - 2010年代にかけて度々舞台化・ゲーム化されている。
大阪市西成区西萩町(現在花園北2丁目付近)を舞台に、自分でホルモン焼き屋を切り盛りする元気な女の子「チエ」と、彼女を取り巻く個性豊かな人々の生活を描いている。
物語はチエが小学5年生である1年間を循環する形で、時間は進行しない。
このことについては、マサルが「来年は6年生になる」とノイローゼになるが新学期に「今年も5年生でいいんですか」と狂喜する話がある他、登場人物や壁の貼り紙で触れられている。
毎日放送(MBS)制作で1981年10月3日から1983年3月25日まで放送された。
全65話。
チーフディレクターとなる高畑勲の意向により、チエ・テツ・ミツル役は映画版と同じ配役で、他主要キャストにもナチュラルな大阪弁を話すことができる声優・関西在住の俳優・子役が配された。
また、オープニングアニメーションは映画版のものが転用されている。
また第10話までは映画版の内容をテレビ版キャストがアフレコをし直したうえでそのまま描き、第11話以後(第2期も同)は原作の劇画を基としたアニメ版のオリジナルで描かれる。
第1期と第2期シリーズのDVD-BOXはバンダイビジュアルが発売。
終了後も特に関西地方では再放送が繰り返された。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。