テレビアニメって楽しいよね

1963年から始まったアニメを紹介いたします。 概要・あらすじ・主題歌・登場人物・声優 wikipediaからなのでネタバレの危険がありあます!

宇宙戦士バルディオス


1980年6月30日~1981年1月25日迄東京12チャンネルで放送されていた、葦プロダクション・国際映画社製作のロボットアニメである。


全31話が放送され、後に劇場版も公開された。


本作は国際映画社が初めて手がけたロボットアニメであり、『亜空間戦士ビッグバーン』として企画がスタートした。


葦プロがロボットアニメを手がけるのは『超合体魔術ロボ ギンガイザー』以来、3年ぶりである。


本作開始当初は『宇宙戦艦ヤマト』、『銀河鉄道999』といった松本零士原作アニメや『ルパン三世』といったアニメのブームが一段落し、『機動戦士ガンダム』が放送期間短縮となったが、放送終盤に大きなムーブメントを起こした後で、「ポスト・ヤマト」「ポスト・ガンダム」となるアニメ作品を各社が模索していた時期で、本作も様々な要素を取り入れた意欲作として放送が開始された。


しかしアニメ雑誌でもまだ「ヤマト」「ルパン」「ガンダム」関連の記事が多く、また「ポスト・ガンダム」として本命視されていた『伝説巨神イデオン』が放送中だったこともあり、本作の関連記事は小さく、地味なスタートとなった。


全39話を予定した作中では、やや高年齢の視聴者層を意識したハードなエピソードが展開されたが、作画面でのバラつきが多かったことからアニメ雑誌での誌面獲得もできなかった。


また、度々の時間変更がされていた。 結局、これからクライマックスに入るという時に打ち切りとなった。


突然の打ち切り決定のため、放送順を調整し、敵の人工太陽作戦に対する判断ミスで地球は水没、人類滅亡が示唆されたシーンで「完」の文字が出て終了という、地球人側の全面敗北ともとれる衝撃の最終回となった。


この衝撃的な最終回の反響は大きく、放送終了直後から問い合わせが殺到、完全版の放送を求める署名活動やファン集会、自主上映会が開催された。


後年、未放送分を含む34話(テレビ放送は31話)を収録したレーザーディスクとDVDが発売されている。


本作は『宇宙戦艦ヤマト2』『宇宙空母ブルーノア』に続く野村トーイの宇宙ロマンシリーズ第3弾であり、前2作と違い企画は同社のオリジナルである。


メイン商品である「宇宙戦士バルディオス・戦闘合体トリプルクロス」は、本編でのギミックを忠実に再現しているものの、プロポーションなどに無理があった。


同社は既に解散しており、この作品は、同社がメインスポンサーとなった番組としては唯一のロボットアニメとなった。


プラモデルは、番組放送中に野村トーイから発売されたが、圧倒的に流通数が少なかったことからその存在自体知る人は少ない。


映画化の際には、宣伝ポスターや関連書籍の表紙には主に影山楙倫やいのまたむつみのキャラクターイラストが使用され、バルディオスが主役ロボットの名前であることはあえて強調されなかった。


テレビシリーズ次回予告では冒頭に宇宙空間が描かれ、「宇宙……限りなく広がる星の海。地球の運命は……そしてマリンの運命は……!?」というナレーションが入り画面はホワイトアウト、『次回予告』が表示されて始まるSF性を強調していた。


テレビシリーズのオープニングはマリンとBFS隊員の活躍、バルディオスの合体シーン等が簡潔に登場するが、敵のガットラーやアフロディアは登場しない。


同エンディングでは宇宙空間にバラの花、夕焼けの中に旅立つマリン、それを悲しげに見送るBFS隊員が描かれている。


アフロディアも登場するが、私服姿であるため、本編のアフロディアと同一人物であるのは一見しただけでは不明確に描かれている。


2009年春にバンダイビジュアルよりBlu-ray Disc-BOXが発売予定だったが、中止になっている。


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