けろっこデメタン
タツノコプロが制作して、フジテレビ系で放映されたテレビアニメ。
放映期間は1973年1月2日から9月25日で、火曜19時から19時30分の全39話。
元々住んでいた池がある日突然イモリ達の襲撃に遭い、逃げる途中に起きた土砂崩れも加わって兄弟を全て失った。
虹の池に引っ越してきた時にラナタンと出会い、互いに惹かれ合っていくが、貧しい家柄なのでギヤ太を始めザリやイボ吉達から快く思われず、虹の池から出て行く様に親子共に様々な嫌がらせを受ける。
子ガエル達の中で唯一学校に行けない。
ラナタン達が学校に行っている間は雨太郎のおもちゃ作りの手伝いをしている。
当初は弱虫で泣き虫だったが、虹の池でラナタンに出会ったことや、様々な生き物との出会いや別れを経験して次第に誰にでも立ち向かう勇気と優しさを身につけて行く。
頑固な面もあり、ラナタンやタニシのおばあさんと喧嘩をしたことも。 雨太郎が作ってくれたケロケロ笛という笛を常に持ち歩いており、よく吹いている。
その音色は美しく、ラナタンや他の生き物達からも人気がある。
ザリと戦った際は木刀の様に使用したこともある。
イモリ達が虹の池に攻めてきた際ラナタンとたった二人で残って戦い、ナマズ入道にその勇気を賞賛され助けられ、ナマズ入道の事を神様だと思っていたが、仲良くなったエレ吉の兄弟を皆食べられたのと、ギヤ太を利用し池の住民から貢ぎ物を取り立てていた事を知ったことで次第に考えを変えていき、虹の池を平和な場所にする為に池の生き物達、エレ吉父子と一丸となってナマズ入道に立ち向かう。
本作はフジテレビ火曜19時のタツノコアニメ路線では唯一、劇場版が存在しない。
当番組はその後、テレビ東京などで再放送された。
特にテレビ東京では、1982年4月放送の『手塚治虫のドン・ドラキュラ』が僅か4回で打ち切られた後、2時間単発特番→『びっくり世界一』開始までの穴埋めとして当番組を再放送した事があった。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。