テレビアニメって楽しいよね

1963年から始まったアニメを紹介いたします。 概要・あらすじ・主題歌・登場人物・声優 wikipediaからなのでネタバレの危険がありあます!

ルパン三世(第1作)


モンキー・パンチ(原作)の漫画(1967年 - )並びに、その主人公の名前。


怪盗ルパンの孫、ルパン三世を主人公に置いた、ナンセンス、コメディー、スラップスティックの要素を大いに含んだアクション作品である。


1971年からはテレビアニメ化がされ、映画やOVA、ゲーム化などの各種メディア展開がされ現在に至るまで幅広い人気を持つ。


1967年『漫画アクション』8月10日号(創刊号)から1969年5月22日号まで連載。

全94話。


モート・ドラッカーの影響を色濃く残す、ひょろりとした線で描かれる長身の登場人物。

最後の最後まで読者の裏をかくストーリー展開。


両者があいまって本作独自の作風を醸成している。


原作はアニメ(特に第2シリーズ以降)とは全く趣が異なっており、ハードボイルド色の強い描写や性的な描写が頻繁に描かれる一方、アニメ作品に見られるジョークやギャグは少ない。


1971年からテレビアニメ『ルパン三世』(第1シリーズ)が放送開始される。


当初は大人向けの作品を意向していたが、当時の視聴者の関心を集めることができず、対象年齢を下げるという路線変更の後に打ち切られた。


放映終了後、放映料が安かったこともあって全国で再放送が繰り返された結果、そのたびに人気が高まり、5年後に新作の『ルパン三世』(第2シリーズ)が製作された。


この第2シリーズの高評価により、現在までに及ぶルパン三世のキャラクターと人気が確立した。


だが、第1シリーズもまたルパン三世の人気を支える土台となった名作としていまだ根強い人気を誇っている。


放送期間:1971年10月24日 - 1972年3月26日


放送回数:全23回


放送時間:日曜 19:30 - 20:00


放送局:日本テレビ系列


制作局:よみうりテレビ


怪盗ルパンの孫で大泥棒のルパン三世が、仲間の次元、不二子、五ェ門や、ルパン三世逮捕に執念を燃やす銭形警部と繰り広げる活躍を描く、基本的なストーリーの構造は各メディアの作品と同様。


パイロットフィルムでのルパンの声は、1969年製作の劇場用シネマスコープサイズ版を野沢那智が、1971年頃製作のテレビ用スタンダードサイズ版を広川太一郎が演じていたが、野沢・広川ともにスケジュールの都合上出演が難しく、新たにテレビ用の声優を選ぶことになった。


演出の大隅が色々な芝居の舞台を見て回った結果、山田康雄が選ばれた。


大隅のイメージするルパンは、「しらけ世代の人物」で、祖父の多くの財宝を受け継ぎ、大邸宅に住み、物や金でアクセクせず、倦怠(アンニュイ)をまぎらわすためにときたま泥棒をし、場合によっては敵対する相手を手にかける事にも躊躇しない、という設定だった。


飄々としていながら時にニヒルで、どこか暗さのある舞台上の山田は、まさに大隅のイメージするルパン像にぴったりだった。


パイロットフィルム製作から2年たち、ようやく大阪のよみうりテレビからTVアニメ化することが決定される。


この様な試行を経て大人向けに製作され、そして新聞広告などにも大人向けとして広告されたそれまでにないアニメとしてスタートしたが、視聴率は厳しいものとなる。


当時、アニメは作ればたいていの場合はある程度の視聴率が取れると考えられていた時代(例えば、同じ東京ムービーの作品の巨人の星などは20%を超えていた)だったが、初回6%、その後も3%などといった桁違いに低い視聴率をとり、即打ち切りも仕方ない状況だった(同局の歴代ワースト記録で、今も破られていない)。


ひとつの原因としては、大人向けと広告したのが、1970年代の家庭での倫理観にそぐわず、意識的に子供に見せまいとした親側の圧力などが考えられていた。


岐路に立たされた大塚は、東映で一緒に子供向けアニメを作っていた高畑勲と宮崎駿(当時東京ムービーの専属下請け会社であったAプロダクション(後のシンエイ動画)に在籍していた)2人に演出を依頼した。


両名は以後原作の影響の強いハード・タッチの作風を中盤以降、徐々に低年齢層向けに軌道修正していく。


高畑勲、宮崎駿演出のルパンは、視聴率は9%程度と序盤よりは安定していったものの、約半年後の全23話で放送が打ち切りとなった。


しかし、数年後の各局での再放送で、夕方の放送枠にもかかわらず、局によっては20%台という異例の高い視聴率を叩き出し評価が高まり、その質が改めて評価されることとなった。


ただし、大隅は後年、再放送の人気が高まった理由を当時のテレビ局で聞いた際、「余計な説明をしていない、新しさが未だにある」など、視聴率が低かった理由と全く同じであった、と語っており、再放送の人気が高まった理由は、必ずしも宮崎・高畑両名の参加による路線変更のみによるもととは言えない。


そして本放送終了から約5年後、再放送時の人気を背景として新作アニメ(『TV第2シリーズ』)が製作される事になった。


オープニングテーマおよびエンディングテーマのタイトルは、放送当時から長年にわたってファンを混乱させる元となっていた。


オープニングテーマは全23話の中で何度も変更され、再放送やビデオ化の際にも一部差し替えが行われていた。


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