さるとびエッちゃん
石ノ森章太郎の漫画作品。
及びそれを原作とする日本のテレビアニメ。
『週刊マーガレット』(集英社)創刊号から1966年8号まで、休載と改題を繰り返して62回に渡り連載された。
その後も掲載紙を移しながら1984年まで断続的に発表された。
初出は『週刊マーガレット』(集英社)創刊号より連載されていた『おかしなおかしなおかしなあの子』。
後に単行本もアニメ化に合わせて改題された。
エッちゃんこと猿飛エツ子は小柄な小学生。
しかし、猛スピードで走り、怪力を持ち、動物と会話できる、自称猿飛佐助33代目の子孫。
1971年10月4日から1972年3月27日までの毎週月曜日19時 - 19時30分に NET (現:テレビ朝日)系列にて全26話が放送された。
時間枠としては『魔法のマコちゃん』の後番組に当たり、「東映魔女っ子シリーズ」の1つに数えられるが、従来の作品と比較して絵柄や作品内容などに「少女向け」という要素は希薄になっている。
一方、サブキャラクターの犬のブクは、大阪弁をしゃべり、人語を解する設定となっており、その後の魔法少女アニメで一般的になる「主人公と会話ができるペット」の先駆的存在でもあった。
全エピソードの内、第4回・第6回・第14回はシリーズでも珍しい2話構成となっており、特に第14回Bパート「たのしくやろうエッちゃんかるた」は、全キャラクターをいろはがるたに例えて紹介するという、シリーズ最大の珍作となっている。
1972年3月18日、「東映まんがまつり」内で第1話がブローアップ公開された。
同時上映は、『ながぐつ三銃士』・『仮面ライダー対ショッカー』・『スペクトルマン』・『ムーミン』(第2作)の計4本。
アニメ化より前の時期に、実写ドラマ化の企画が存在したが、実現しなかった。
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