ウメ星デンカ
藤子・F・不二雄のギャグ漫画・SF漫画作品、および同作を原作としたアニメ作品、また作品内の主人公の一人の名称。
1968年から1970年まで雑誌連載、1969年にテレビアニメ化され、1994年に劇場アニメ化された。
故郷のウメ星が爆発してしまったため地球に逃れてきたウメ星国の王室一家が地球の平凡な一家に居候するギャグ漫画。
前作『21エモン』が、非日常世界(未来)における日常物語というコンセプトで描いたものの、当時の読者の反応が今一つだったことから、再び「日常に非日常的なキャラクターがいる」というコンセプトに立ち戻って描いた作品。
1968年から1970年まで小学館の学習雑誌の『小学一年生』-『小学四年生』・『よいこ』・『幼稚園』に連載、1969年に『週刊少年サンデー』に連載。
1969年4月1日から同年9月30日まで放送された。
全26回(52話) TBS系列(ネットチェンジ前のため、関西地区はABC)で毎週火曜18時 - 18時30分に放送。
放送当時はテレビのカラー化が進んでいたにも拘らず、予算の都合でモノクロ作品として制作された。
再放送が行われたことも少なく、一説にはフィルムが散逸して権利元にも殆ど現存していないとも言われている。
2014年現在、本編のビデオソフト化は一切行われておらず、半ば幻の作品と化している。
オープニング映像とエンディング映像は、1999年に発売された『東京ムービーアニメ主題歌大全集 第1巻』(LD・VHS)および2015年に発売された『トムス・エンタテインメントTV主題歌大全集 VOL.1』(DVD)に収録されている。
主題歌・挿入歌は『昭和キッズTVシングルスVol.3』『テレビまんが主題歌のあゆみ』で聴く事が出来る。
又『ウメ星マーチ』『ウメ星デンカの子守唄』『ウメ星国歌』という曲も存在。
後者2曲は、放送当時の学習誌小学一年生6月号のソノシートで発表されたがCD化はされていない。
また、当時不二家から発売された本作とのタイアップしたお菓子のCMソングは、主題歌と違い小林亜星がCM用に新たに作曲した曲が使われていて、後に『小林亜星CMソングアンソロジー』に収録されている。
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