おそ松くん(第2作)
赤塚不二夫とフジオプロによる日本の漫画作品である。
1988年2月13日~1989年12月30日迄フジテレビ系列で放送された。
スタジオぴえろ(現ぴえろ)製作。
表題は『おそ松くん』であるが、旧作と区別するために『新・おそ松くん』『平成のおそ松くん』と呼ばれることがある。
1988年当時の流行を取り入れており、イヤミが光GENJIのファンであり、トト子がのりピー語をしゃべっていた。
原作漫画には登場しないニャロメやレレレのおじさんなど後の作品のキャラクターが出演している。
本作以降、1998年終了の『烈火の炎』まで、フジテレビ系の土曜18時30分はスタジオぴえろ製作のアニメーション作品が10年近く放送され続けた。
『ハクション大魔王』『タイムボカンシリーズ』など長くギャグアニメを手掛けて来たタツノコプロ系の流れを継ぐスタジオぴえろがこの作品で初めて赤塚アニメの制作に携わった事は特筆に値する。
また、脚本面の戦力としてシュールなコメディを得意とする奇才・浦沢義雄が参入した点も重要である。
原作漫画をあまりアレンジしなかった第1作に比べ、本作ではかなりアレンジする事が多い。
オープニング曲のイントロが始まる前にイヤミが登場し「おそ松くんが、始まるざんす」と呼びかける。
その後イヤミが「シェー!」と叫び、本来主役の六つ子兄弟が登場するが「わーーいっ!」とイヤミを突き倒して通り過ぎるだけで六つ子の出番が終わる。
イヤミが「シェー!」のポーズのまま倒れた姿が残って上からタイトルロゴが登場。
イントロが始まっていく。
2003年にテレビシリーズがDVDBOX化されているが、テレビスペシャルの『あっぱれチビ太の鬼たいじザンス』及び劇場版『おそ松くん スイカの星からこんにちはザンス!』、OVA『イヤミはひとり風の中』、天才バカボンと共演した『バカボンおそ松のカレーをたずねて三千里』は2011年4月に発売された「赤塚不二夫 DVDコレクション」にて始めてDVD化された。
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