テレビアニメって楽しいよね

1963年から始まったアニメを紹介いたします。 概要・あらすじ・主題歌・登場人物・声優 wikipediaからなのでネタバレの危険がありあます!

ドテラマン


1986年10月14日~1987年2月24日迄日本テレビ系列の毎週火曜日19:00 - 19:30の枠にて放送されていた、タツノコプロ制作のテレビアニメ。


全20話。


『アニメンタリー 決断』製作以後、日本テレビとほとんど関係がなかったタツノコプロが、久々に同局と関わったアニメである。


貞光紳也のテレビシリーズ初監督作品。


日本初の文字多重放送による字幕つきアニメであり、また、後述するように、音声多重放送を活用して、本編では日本語を話せないオニゾウに副音声では主にシーン毎に「ボヤキ」を入れさせる「ひみつトーク」を流していた。


タツノコプロのギャグ作品の脚本を数多く担当してきた小山高生がチーフライターを務め、かつて小山が関わったタツノコプロの『タイムボカンシリーズ』を思わせるキャラクター・世界観を展開させた。


また、当時のアイドル斉藤由貴をモデルにしたキャラクターのサイコーユ鬼が登場する。


後にアニメ雑誌『アニメージュ』にて、デザインを担当したアニメーターの後藤隆幸による、サイコーユ鬼を主役とした4コマ漫画「こまったユ鬼ちゃん」が20回連載された。


シュガー佐藤により漫画化されて、『コミックボンボン』1986年10月号から1987年3月号にかけて連載された。


全26話の予定だったが全20話で終了した。


なお平均視聴率は9.8%である。


小山高生は打ち切りの原因についておぼろげな記憶としながらも、「メインスポンサーとなった音多おに蔵を発売した玩具会社の経営が立ち行かなくなり、スポンサーを降りたことが一番大きな原因だったのでは」と述べている。


本作では、音声多重放送を行っており、本編ではジゾウ語という人間では理解できない言語を話すオニゾウの言葉を、副音声でその言葉の内容を日本語で放送しており、オニゾウの言葉だけでなく、様々な場面でオニゾウによる物語の解説やツッコミが流れるという物だった。


音声多重放送アニメにはステレオ放送を行った『ルパン三世(第2シリーズ)』などの先例があるが、副音声を用いたアニメは本作が最初である。


サンクテールは番組のメインスポンサーでもあり、オニゾウの声を担当した渕崎ゆり子本人が顔出しで「音多おに蔵」を紹介するCMが放送されていた。


2010年10月27日にメディアネット ピクチャーズから3枚組のDVD-BOXが発売。


全20話を完全収録し、音声は主音声・副音声・主副MIXの3種を収録。


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