テレビアニメって楽しいよね

1963年から始まったアニメを紹介いたします。 概要・あらすじ・主題歌・登場人物・声優 wikipediaからなのでネタバレの危険がありあます!

魔法のスターマジカルエミ


日本テレビ(NNN・NNS)系列で1985年6月7日から1986年2月28日まで全38話が放送されていたテレビアニメ。


『魔法の天使クリィミーマミ』、『魔法の妖精ペルシャ』に続く、スタジオぴえろ(ぴえろ)制作による「ぴえろ魔法少女シリーズ」の第3弾。


監督・安濃高志の代表作の一つでもある。


マジシャン志望の不器用な女の子・香月舞が、鏡の妖精トポと出会い、魔法で天才マジシャン「マジカルエミ」に変身して、華麗で大胆なマジックと歌でアイドルとして活躍する、というお話。


本作品は完全なオリジナル企画であり、原作は存在しない。


基本的な構成は『マミ』の路線に立ち返り、主人公が魔法の力で変身してスターになるというプロットを踏襲して主役の声優も新人歌手が起用された。 一方、シナリオ面ではこれまで以上に物語の日常性が重視され、前2作の後半から重視されるようになった主人公の内面や周囲の人々の心象風景の描写を、より深く突き詰めた作風となった。


そのため、従来の作品にみられたドラマ性や魔法が持つ劇中での役割が本作ではかなり希薄化している。


主人公を取り巻く人間模様に関しても対立する敵やライバルは存在せず、ドラマ性をひたすら排除して主人公とその周囲の人間模様と日常を中心に描いている点に大きな特色があり、キャラクターの表情や動きをデフォルメして感情表現する手法や心情や状況説明をセリフで行うといったこともほとんどない。


また、日常を掘り下げて描けば描くほど、非日常的な存在である魔法の意味は失われ、最終3話(第36話~)では、淡々とした日常の積み重ねによって各キャラクターの成長を描き出し、主人公の舞が精神的に自立していく過程が描かれた。


最終的に主人公自身の意思で魔法を放棄するという結末で物語が締めくくられる。


トポの説明では願いがかなう魔法とされ、舞は自分の理想像である天才マジシャンに変身することを望んだ。


呪文の頭を唱えるとブレスレット「ハートブレス」からバトン「ハートブローム」が現れ、それを振り回しながら呪文を唱えることでマジカルエミに変身する。


変身後も舞の意識はそのままであり、性格や口調もあまり変わらない。


またマジカルエミはあくまでも舞の理想像であり、成長した将来の姿を示すものではない。


OVA『蝉時雨』の冒頭でそのことが示される。


変身後はあらゆる効果の魔法を呪文や小道具なしで使うことができた。


マジックの体裁を取っていたため、人前で自由に使うことができた点が最大の特徴である。


万能かつ非常に強力な魔法だったために舞は魔法に頼ることに疑問を抱くようになり、最終的にはそれを捨て去って自分の力で一流のマジシャンになる道を選んだ。


オープニングの「不思議色ハピネス」は劇中でもエミの歌唱曲として登場する。


エンディングの歌詞は、ボクシングに賭ける将への舞の想いを表現したものとなっている。


ミュージッククリップ - 「風のinvitation」が1999年にバンダイビジュアルが発売したLD-BOXの特典映像用に、新規作画と共に製作された。


OVAも作成されている。


『艶姿 魔法の三人娘』(制作:1986年)


『魔法のスターマジカルエミ 蝉時雨』(制作:1986年)


『魔女っ子クラブ4人組 A空間からのエイリアンX』(制作:1987年)


『魔法のスターマジカルエミ 雲光る』(制作:2002年)


TVシリーズを収録した映像ソフトは、放送当時VAPより序盤と中盤の数話のみを収録したビデオテープが発売され、1990年代以降VAPが全話収録LDを、バンダイビジュアルが全話収録LD・ビデオ・DVDを発売した。


魔法のスターマジカルエミ・パーフェクトメモリアル ON TV(1992/09/05)


魔法のスターマジカルエミ COLLECTION BOX(2002/05/25)


【魔法のスターマジカルエミ】の主題歌・あらすじ・登場人物・声優


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