テレビアニメって楽しいよね

1963年から始まったアニメを紹介いたします。 概要・あらすじ・主題歌・登場人物・声優 wikipediaからなのでネタバレの危険がありあます!

タッチ


あだち充の漫画作品。


『週刊少年サンデー』(小学館)に1981年から1986年まで連載された。


高校野球を題材に、双子の兄弟である上杉達也・和也と幼馴染のヒロイン浅倉南の3人を軸にした恋愛を絡めて描いている。


テレビアニメ、劇場用アニメとしてアニメ化もされて、実写のテレビドラマや映画も製作されたあだち充の最大のヒット作である。


単行本の総売上は、新書版、完全版、文庫版、ワイド版、アニメコミックス版を合わせて一億部以上を売り上げている。


第28回(1982年度)小学館漫画賞受賞。 高校野球と恋愛の2本を軸にしたストーリー展開である。


分野は野球漫画だが、野球の経験がない人間にも受け入れられるのは、普遍的なテーマ性が作品全体に表れており、これは本作より先に『週刊少年サンデー増刊号』で連載していた『ナイン』の路線を踏襲したものである。


それまでは原作者を立てたり、隔週連載だったあだちにとって本作が初のオリジナルの週刊連載。


タイトルのタッチはバトンタッチの意味が込められており、弟の夢を兄が受け継いでいくことを表している。


同時期に連載が進んでいた『陽あたり良好!』『みゆき』の登場人物・高校が一部登場する。


『みゆき』の舞台である青華高校は、和也が1年生の時の甲子園地区予選1回戦で明青学園と対戦し敗れている。


新田由加に絡んだ不良(先に手を出したのは由加)を往なした原田が「おれは青華高校の間崎」と偽称するシーンがある。


『陽あたり良好』の舞台である明条高校が甲子園地区予選を戦った球場は『タッチ』などに登場するものと規格が同じである。


1985年3月24日から1987年3月22日までフジテレビ系列にて放送。


全101話。


旭通信社が長く担当して来たフジテレビの日曜19:00枠は、1982年の『さすがの猿飛』(土田プロ)、1984年の『Gu-Guガンモ』(東映動画)と、小学館の『週刊少年サンデー』系の漫画を原作とする企画ラインが続き、本作もその延長上にある。


企画を立てた旭通信社の片岡義朗プロデューサーは「キャラクター商品が売りづらい」という反対の声を押し切ってアニメ化を実現。


制作にあたり、1983年から1984年にかけて放送されたあだち充原作のスペシャルアニメ『ナイン』3部作を担当した杉井ギサブロー、前田実といったクリエイターによりスタッフを編成し、東宝とグループ・タックが製作会社となっている。


1985年12月22日放送で31.9%の視聴率を上げたのを始め、常に視聴率20%以上を稼ぐ人気番組となった。 劇場アニメ映画も3作が製作された。


後番組は同じ布陣によるあだち充作品のアニメ化『陽あたり良好!』が放映されている。


第1期オープニングテーマ「タッチ」を筆頭に、岩崎良美が歌った主題歌がヒットした。


本放送終了後、フジテレビが再放送権を喪失してからは、様々な局で再放送が行われている。


1990年代にキティエンタープライズを販売元としたテレビアニメ全話収録のLD-BOX「TVシリーズ レーザーディスクコレクション」が発売。


1995年以降キティエンタープライズはポリグラム傘下入りしたため(後のキティMME→ユニバーサルシグマ)、ポリドール映像販売会社による通信販売が行われていた。


2004年11月26日に全話収録のDVD-BOXが東宝から発売。


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