テレビアニメって楽しいよね

1963年から始まったアニメを紹介いたします。 概要・あらすじ・主題歌・登場人物・声優 wikipediaからなのでネタバレの危険がありあます!

機動戦士Ζガンダム


サンライズが制作した『ガンダムシリーズ』のテレビアニメ。


名古屋テレビを制作局として、ANN系列で1985年(昭和60年)3月2日から1986年(昭和61年)2月22日まで、毎週土曜日17:30 - 18:00の時間帯にて全50話が放送された。


物語は1979年 - 1980年に放送された『機動戦士ガンダム』の続編にあたるが、設定はその劇場映画版3部作から連なるものとなっている。


企画は『ダンバイン』の放映時から始まっている。


間に『エルガイム』の放映期間を挟むので、テレビアニメとしてはかなりの準備期間があった。


ところがこのように長い準備期間をとったにもかかわらずΖガンダムはその複雑なデザインや変形機構のため、デザイン決定や商品化が遅れた。


このためΖガンダムの登場は第2クールの終わりにスケジュール変更された。


Ζが登場するまでの2クールの主人公MSをどうするかが問題になり、「MSV(モビルスーツバリエーション)」の流れを取り入れることが提案され、MSVのフルアーマーガンダムとヘビーガンダムのような「強化されたガンダム」をコンセプトとしたガンダムMk-IIが前半の主人公機になった。


前作で登場したデザインの系譜を受け継ぎ、なおかつ新しいものを生み出すという意図のもと、若い世代のデザイナーが多数参加した。


登場人物およびモビルスーツのデザインは刷新され、前作の登場人物は年齢を重ねて再登場する。


前作の連邦対ジオンという明快な図式に対して、本作はティターンズとエゥーゴという地球連邦軍から発生した二つの勢力による抗争 を中心に、中盤以降ではジオン残党最大勢力であるアクシズの地球圏帰還や、各勢力同士の同盟・決裂、指導者の暗殺など、複雑な構図となっている。


ナレーションは劇中でヘンケン・ベッケナーを演じる小杉十郎太が担当した。


前作のように戦況を解説するナレーションは少なく、主に本編冒頭のモノローグ、前回のダイジェスト、次回予告が中心であった。


次回予告は毎回「君は、刻(とき)の涙を見る」というキャッチフレーズで締めくくられた。


関東地区の平均視聴率6.4%、最高視聴率は11.7%、キー局である中京圏の名古屋テレビでは関東地区よりも高い平均視聴率12.3%、最高視聴率は17.7%を記録。


これは再放送を除いたガンダムシリーズで最も高い。


人物およびメカキャラクターの刷新、作中に次々と登場する専用機や可変MS、難解な内容などのために前作のファンからは不評を買ったが、新しいファンには受け入れられた。


本作は放映当時こそ賛否両論あったものの、20世紀末以降の若いファンにはスタンダードな作品になっている。


1994年にバンダイビジュアルから発売されたLD-BOXはPart1、2ともに3万5千セットのヒットとなった。


2001年にDVD-BOXが発売され、こちらは単品換算95万枚のヒットになった。


前述のLD-BOXを単品換算すると45万5千枚なので売上枚数が大きく伸びている。


DVD-BOXと同時に発売された単品DVDと後のレンタルDVDを加えると128万枚に達している。


「スーパーロボット大戦シリーズ」を筆頭に本作が登場するゲーム作品は無数にある。


【機動戦士Ζガンダム】の主題歌・あらすじ・登場人物・声優


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