キャッツ・アイ(第2期)
北条司による日本の漫画作品。
第2期が1984年10月8日から1985年7月8日まで放送された。
第2期に関しては、東京ムービーの公式サイトなどで第1期との区別のため、タイトルのあとに"2nd season"や(続)と表記されることもある。
第1期は原作を下敷きにした作品の割合が多かったのだが、第2期に入ると柏原寛司、宮下隼一ら『太陽にほえろ!』『西部警察』などのアクションドラマ出身の脚本家の参加により、1話限りのゲストキャラクターを配して、美術品によって私腹を肥やす悪人との対決を描く活劇的なストーリーなど、バラエティ豊かな作品が続出する。
その一方で、原作での主要キャラクターだった平野、武内、木崎、神谷が登場せず、原作を下敷きにした作品でもストーリーが異なるなどの相違点がある。
全体的に原作と比べ、舞台設定やキャラクターの設定は変更されている部分も多い。
作中のBGMは、大谷和夫が過去に担当し日本テレビ音楽が原盤権を管理しているドラマ『探偵物語』『プロハンター』のものが多数流用された。
CSなどの再放送では東京ムービー新社のクレジットが現在のトムス・エンタテインメントに変更される場合がある。
エンディングは第1期・2期とも、来生三姉妹がエアロビクスダンスをしている設定となっている。
第2期のものは、第1期よりも動きにリアリティーを持たせるために、ダンサーが実際に踊った映像を忠実に再現することに決定。
女性ダンサー平田和子・盛合千鶴子(振付、池田光子が担当)を来生三姉妹に見立て、シルエットをより近づけるために各キャラクターの髪型に近いカツラや、豊かなバストラインを再現するためにレオタードの下に胸パッドを装着して撮影に臨んだ。
その映像を1コマ1コマトレースし、輪郭を切り抜く作業を施すのだが、通常の切り出しナイフやカッターでは繊細なラインを再現できず、刃の薄い剃刀を採用したという。
そこにホログラムを重ね、下から柔らかい光を当てて撮影をしている。
通常よりも時間と手間を掛けた分、より官能的な仕上がりになったと当時の製作スタッフが感慨深げに語っている。
曲の終盤、下から上を映しているカメラを瞳が一跨ぎしているような斬新なアングルのカットがある。
【キャッツ・アイ(第2期)】の主題歌・あらすじ・登場人物・声優
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