ピュンピュン丸
つのだじろう原作『忍者あわて丸』をアニメ化した作品。
東映動画(現・東映アニメーション)製作。
NET(現・テレビ朝日系)で1967年7月3日-9月18日放映。
カラー作品。
山之内製薬(現アステラス製薬ならびに第一三共ヘルスケア) 2013年にリメイク作品として『花のずんだ丸』がある。
同作品は、トータル26本が製作されただが視聴率が振るわないうえ、スポンサーからの「余りにもふざけ過ぎている」と言うクレームで12話で打ち切られた。
また、制作順と放送順が一致していない。
当初予定されていた第一話のフィルムを観たつのだ側が『打ち合わせの時と方向性が違う』理由と、NET側が番組の出来に不満を示したことから、放送順の再考を迫られ、制作順では5番目に当たる『変な怪人三面相』が第一話として放送された。
尚、第一話として放映される予定であった『怪盗スルメイカ衛門』は最終話として使用された。
打ち切りとなった後、改めて全26話が放送されたのは1969年秋の再放送時であり、未放送の14本は1969年12月29日-1970年3月30日に放送されている。
1970年代から1990年代にかけ平日夕方や夏休み特集などで何度も放送されたアニメであり、再放送を見た人が非常に多い。
一般に花のピュンピュン丸とも呼ばれているが、これは新聞などに発表された仮タイトルであり、公式タイトル決定後も修正されずに放置されたまま、放送開始を迎えたためにこれが正式タイトルであると誤解されて広まったものである。
現在発売されているDVD版などにおいては、公式タイトルである「ピュンピュン丸」の題名で販売されている。
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