テレビアニメって楽しいよね

1963年から始まったアニメを紹介いたします。 概要・あらすじ・主題歌・登場人物・声優 wikipediaからなのでネタバレの危険がありあます!

イタダキマン


『タイムボカンシリーズ』第7作目としてフジテレビ系列で1983年4月9日から同年9月24日まで毎週土曜夜7時30分 - 8時00分に全20回が放映された、タツノコプロで制作されたテレビアニメ。


タイムボカンシリーズ最後のモノラル放送でもある。


各種設定は『西遊記』をモチーフにして、前作までの巨大ロボット路線から巨大変身するヒーローものになっている。


本作ではタイムトラベルはしないが、シリーズの主たるテーマだった「モノ探し」の要素が復活。


作風も前番組『逆転イッパツマン』にあったシリアスな要素が払拭され、シリーズ本来のコメディーとなり、原点回帰を目指した。


その上で、「主人公が素性を隠して平素は三悪人と行動している」「イタダキマンの毎回の敵は妖怪であり、三悪人は妖怪の戦闘をサポートするセコンド的立場となった」「これまでメカに乗り込んで戦ってきたヒーロー自身が巨大化変身して戦う」など、新たなアイデアも導入している。


企画段階では「オシャカマン」というタイトルだったが、「おしゃかになる」が「だめになる」という意味になり縁起が悪いために改題された。


『イタダキマン』のタイトルの由来は「視聴率を戴く」という意気込みを込めたものである。


これまで『タイムボカンシリーズ』の放映時間が18時30分だったのが、本作では1時間遅い19時30分からに移動した。


しかし、第20話で打ち切りという短命に終わり、『タイムボカンシリーズ』も本作で一旦終了することになった。


エンディング曲は、きたむらけんの声が山本正之と似ていたため、山本が歌っていると思い込まれたという。


フジテレビの意向で視聴者層を拡大しようとゴールデンタイムへの移動で期待された視聴率は、平均9.4%というものだった。


「ヤットデタマン」以降低下していたとはいえ、それまで視聴率20%台をコンスタントにはじき出していた従前のシリーズに対して低い数字だった。


視聴率次第で延長にも打ち切りにもなることを考慮して、第1話のオチャカ校長の言葉で楽屋オチのギャグにしているように、2クール26話でも4クール52話でも対応可能として企画されていたが、結局、9月末で打ち切りが決定した。


クール的には2クールだが、予告していた26話を放送することはできなかった。


最終回ではパズルのピースがいつの間にか膨張していて、残るはあと1個というように変更されるという強引な終わり方となったうえ、空作の母親探しの謎も明かされることはなかった。


タイムボカンシリーズ最短の放映回数記録である。


本放送当時、オープニング・エンディング・挿入歌2曲とBGM12曲収録のLPレコードがビクター音楽産業から発売された。


タイトルは「タイムボカンシリーズ イタダキマン音楽集」、BGMは、神保正明 作曲・9曲、山本正之 作曲・3曲(曲数はレコード帯の全16曲という記載にそったもの)。


イタダキマンDVD-BOXが2003年3月21日発売。


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