ダッシュ勝平
六田登による日本の漫画。
タツノコプロ製作によりアニメ化されている。
『週刊少年サンデー』(小学館)において、1979年48号から1982年48号まで連載された。
主人公の坂本勝平は、高校のバスケットボール部のコーチを務める女性教師のパンツが純白なのを見て同部に入り、その場の機転で続々と秘技を編み出しては難関を突破していく。
バスケットボールを扱った漫画の嚆矢だが、内容はスポーツを扱った漫画にありがちなスポ根要素が薄めとなっており、非常にコミカルである。
さらに中盤以降は大きく路線変更をする。
1981年10月4日から1982年12月26日まで、フジテレビ系で毎週日曜日18:00 - 18:30に放送された。
全65話。
フジテレビ系日曜午後6時枠で放映されたタツノコアニメの中では、1974年の『てんとう虫の歌』以来の、原作付き作品となった。
当初は原作を元にタツノコプロの独自性も出していたが、後に相撲・トライアスロン・ゴルフ・アイスホッケーなど、バスケットボール・卓球・フェンシング以外の競技にも主人公がチャレンジするなどのオリジナル性を持つ。
主人公が女性の純白のパンツを好む設定は原作から引き継がれただけでなく、随所で強調された。
また、本作以前のタツノコプロ作品からのパロディーも多く盛り込まれたほか、最終回では長嶋茂雄引退を模したパロディー演出で運動部を引退するシーンがある。
視聴率は15%から20%前後をあげ、タツノコプロの1980年代の作品の中でも成功を収めた作品となる。
試合中に勝平がピンチに陥ると、あかねのパンチラを目撃することによって力を回復し、逆転する。
原作にも同様の演出があるが、アニメ版では30分の放送枠のクライマックスにパンチラが登場する「お約束」として、頻繁に登場した。
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