魔法少女ララベル
藤原栄子原作の少女漫画で東映動画製作の魔法少女アニメである。
1980年2月15日 - 1981年2月27日 にテレビ朝日系列で放映。
全49話。
15年に渡って製作された東映魔女っ子シリーズの最終作。
従来の東映動画魔女少女アニメでは、日本を舞台としたものでも、比較的無国籍な要素を持っていたものが多くあるが、本作は日本の下町を舞台としており、より日本らしさを打ち出しているのが特徴。
ことわざや格言をストーリに織り込んで展開しているのもその一つで、殆どの回で作造おじいさんが取り上げたことわざや格言を語って話を締めくくっていた。
これは前作「花の子ルンルン」での花言葉からの引き継ぎでもある。
本作はアニメオリジナル作品であり、藤原栄子はキャラクター原案としての参加である。
小学館の学年別学習雑誌での連載漫画はいわゆる原作ではなく漫画版である。
もともとは藤原のヒット作『うわさの姫子』をアニメ化したいと打診があったが、同作はシンエイ動画でアニメ企画が進行中だったため、藤原がキャラクターを担当する魔法ものになったというのが企画経緯である。
番組タイトルや作品設定は脚本の辻真先によるもの。
カネボウが「ベル」に関する名称を多数商標登録していたため、タイトルを決めるまでには苦労があったという。
登場人物の名前は、植物に因んで付けられている物が多い。
劇場版の『魔法少女ララベル 海が呼ぶ夏休み』が1980年7月12日、「東映まんがまつり」内で上映。 併映は『白雪姫』『ゲゲゲの鬼太郎(第2作)』『電子戦隊デンジマン』。
『花の子ルンルン こんにちわ桜の国』に次ぐ、「東映アニメーション魔女っ子アニメシリーズ」の劇場用新作第2弾。
しかし『ルンルン』はテレビ版が終了した後の上映だったので、テレビ版が放送中に上映されたのは本作がシリーズ初。
本作も『ルンルン』同様、映画用オープニングとエンディングはテレビ版のものを使用、『海が呼ぶ夏休み』もサブタイトル的扱いとなっている。
『魔法少女ララベル DVD-BOX 1』 第1話から第14話
『魔法少女ララベル DVD-BOX 2』 第15話から第29話
『魔法少女ララベル DVD-BOX 3』 第30話から最終第49話
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