闘士ゴーディアン
タツノコプロ・読売広告社が制作し、1979年10月7日~1981年2月22日迄東京12チャンネル系列で放送されたロボットアニメ。
全73話。
西部劇調の雰囲気が特徴。
再放映時にはOPが変更され『分身合体 闘士ゴーディアン』と改題された。
放送時間は第26話までは毎週日曜日10:00 - 10:30、第27話以降は毎週日曜日7:30 - 8:00。
ゴーディアンの秘密、ヴィクトールタウンの秘密、ダイゴ自身に隠された秘密、そして「太陽のすかし」とは、一体何か?
そして訪れる更なるビッグカタストロフから逃れる術は?
ダイゴたちとマドクターは謎のエネルギー、イクストロンを巡る激闘を繰り広げる。
ゴーディアンとは、ダイゴ大滝の父、大滝博士によって開発されたロボットで、「乗る」というよりは「着る」感覚に近い特異なメカ。
単体の名称ではなく、3種類のロボットを合わせた呼称である。
それぞれのロボットが収納されて完成する、マトリョーシカのようなギミックを持つ。
番組内ではこれを分身合体と呼ぶ。
なお、脚本上では「嵌入(かんにゅう)」と書かれていた。
放送当時、(日本のキー局の放映では)日曜の朝に放送されるアニメは殆ど無く、その放送時間がたたり視聴率は芳しくなかった。
しかし、ポピー(現・バンダイ)から発売された玩具『DX超合金 分身合体ゴーディアン』が、作中の分身合体を見事に再現したことから評判となり、売れ行きも良かった。
人間型のロボットが前後に割れ、肩部を蝶つがいの様にして上下に開き、操縦者や小型メカを前後から挟み込むようにして合体する作中の表現がほぼそのまま再現されていた。
また、収納時に小型メカと大型メカの関節の位置を合わせる事で、合体状態でも腕・脚の関節を無理なく動かせた。
主題歌には「シャークマン」という原曲があり、ゴーディアンのオリジナルサウンドトラックにデモテープが特別に収録されている。
この「シャークマン』」は元々作詞の松山が『タイムボカンシリーズ』の仕事を通じて山本と個人的に親しくなり、その縁で詞を書いた松山に山本が曲を付けただけのもので、タイトルの通り鮫をモチーフにした戦士の歌だった。
そして後に『ゴーディアン』のアニメ企画が立ち上がると、松山が「"シャークマン"を"ゴーディアン"に変えて主題歌にしないか」と提案し、そのまま採用された経緯がある。
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