テレビアニメって楽しいよね

1963年から始まったアニメを紹介いたします。 概要・あらすじ・主題歌・登場人物・声優 wikipediaからなのでネタバレの危険がありあます!

無敵鋼人ダイターン3


日本サンライズ(現・サンライズ)制作の日本のロボットアニメ。


テレビシリーズアニメとして1978年から名古屋テレビほかで放映された。


後年、監督の富野によるスピンオフ小説『破嵐万丈シリーズ』も発表されている。


前番組のシリアス一辺倒だった『無敵超人ザンボット3』とは異なり、ギャグやコメディの比重が多く、コミカルかつエンターティメント性を盛り込んだ内容の作品になっている。


当初の企画であった「ボンバーX」は、サンライズの山浦栄二の発案による三段変形のロボットが活躍するアニメであった。


これはスポンサーを予定していたブルマァクが倒産したことから、一旦企画が頓挫。


玩具メーカーのタケミをスポンサーにする計画もあったが実現はしなかった。


その後、『無敵超人ザンボット3』の後番組をクローバーから打診されたときに「ボンバーX」が再浮上し、『ダイターン3』として生まれ変わった。


「トイジャーナル」1978年2月号のクローバーによると、この段階では本作のタイトルは「未定」であるが、主人公の名前は「波嵐万丈」と決まっており、内容は「ロボットアニメに仮面ライダー的なアクション要素が加わったTVアニメーション」「女の子の二人組もビューティ・ペア的な活躍をする」としている。


本作は当時、主流になりつつあった「はじめに商品が出来て、それから番組が作られた」作品であり、『無敵超人ザンボット3』に比べ関連玩具のラインナップの充実が図られた。


本作は年末商戦で大活躍をし、前番組『無敵超人ザンボット3』との比較での昨年対比で150%の売上を達成した。


この『ザンボット3』と本作の2連続の成功は、次回作『機動戦士ガンダム』においてクリエイター側に高い自由度をもたらした。


またサンライズの飯塚正夫によるとプレハブだったクローバーの本社が、この成功によってビルになったそうである。


コミカルな作風の裏側では監督である富野は制作に苦心しており、ギャグやユーモラスの創作やトッポやビューティなどのキャラクター作りに対する悔い、また制作が追いつかない時は放送済みのフィルムを巧妙に切り貼りして、新作部分を限りなく少なく抑えた回もあった。


なお本作は、タツノコプロ、デザインオフィス・メカマンを退社しフリーになったメカニックデザイナー大河原邦男がサンライズで本格的に手掛け、戸田恵子や池田秀一が声優デビューを果たした作品でもある。


ダイターン3とは、破嵐万丈が操る対メガボーグの戦闘ロボット。


ダイターン3の名前の由来はインドの太陽神「ダイターン・スーリヤ」から来ている。


元来はメガボーグの試作品だった物を万丈が奪取した。


身長120m、体重800tの巨大さを誇る。


動力源は太陽光エネルギー。


戦闘機形態のダイファイター、戦車形態のダイタンクに変形可能。


ダイターン3の「3」は三形態に変形できることを指す。


普段万丈が首から提げているペンダントをかざし大声で「ダイターンカムヒアー」と叫ぶ事で海中にあるマサアロケットの格納庫から発進する。


BGM集は放送終了後、後番組『機動戦士ガンダム』の売れ行きから商機を見込んだキングレコードと、日本コロムビアから発売された。


ダイターン3は様々なメーカーからダイターン、ダイファイター、ダイタンクの3形態への変形が可能な玩具が発売され、主にパーツの差し替えと組み替えによる3形態変形を再現し、マッハアタッカー(マッハパトロール)も発売された。


しかし、デザインや構造自体に無理があるため、組み替えや補助パーツ無しでの完全変形するダイターン玩具は未だに出ていない。


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