ゴワッパー5 ゴーダム
1976年4月4日から同年12月29日まで、朝日放送 (ABC) で全36話が放送されていた、タツノコプロ製作のロボットアニメ。
エド市の「トアル団地」に住む、仲良し5人の少年少女達で結成された冒険集団。
危険な大渦に囲まれて上陸困難な奇顔島への冒険でゴーダムを発見したことから、地球を守る戦士となる。
ゴーダムとは、大洗博士が地底魔人と戦うために開発した、全高30m 重量5000t(DVDのパンフレットには2000tとある)を誇る、巨大ロボット。
放送日時は第1話から第23話まで、毎週日曜日19時00分から19時30分。
第24話からは毎週水曜日18時00分から18時30分。
タツノコプロ初のロボットアニメであり、女性がリーダーになった、初のロボットアニメでもある。
少年たちによって結成されたグループが悪と戦うという設定はタツノコ作品では『科学忍者隊ガッチャマン』や吉田竜夫、九里一平の漫画作品にも多く見られるが、2015年現在、女性がリーダーである作品は、本作と『タイムボカン2000 怪盗きらめきマン』、『夜ノヤッターマン』と数えるほどしかない。
明るい主題歌とシチュエーションを持つ作品だが、物語にはシリアスな要素も含まれており、中には後味の悪い結末のエピソードも存在する。
ゴーダムを合体ロボットにして活躍の幅を広げようとしたが、視聴率を取り戻すことはできず、3クールで終了した。
以降、NET(テレビ朝日)でのタツノコアニメは、テレビ朝日制作では『昭和アホ草紙あかぬけ一番!』まで9年間。
ABC制作では『光の伝説』まで、10年間途切れている。
また本作品に限らず、NET(テレビ朝日)系で放送されたタツノコアニメは視聴率的に苦戦した作品が多い。
本作タイトルおよび少年たちのグループ名の『ゴワッパー』とは、『五童(ごわっぱ)』すなわち『五人の小童(こわっぱ)』である。
オープニング映像にはカットの順番にミスがあり、ゴーダムがミサイルを発射するとネンドロイドたちがホーガンダーで叩き潰され、ゴーダムがホーガンダーを発射すると、ネンドロイドたちがミサイルの爆発で吹き飛んでいる。
ストーリーの展開上、ゴーダムはシリーズ途中で合体ロボットとなるが、ゴーダムの玩具には発売当初から合体・変型機能が備えられている。
1990年代中ごろにLDBOXが、2005年にDVDが発売されていた。
本作はタツノコアニメとして初めてタカラ(現・タカラトミー)がメインスポンサーになった作品であり、同社からソフトビニール製人形や各マシンの玩具、ミクロマンのようなアクションフィギュアなど、各種玩具が発売されていた。
シリーズ後期には『マグネモ』シリーズも発売された。
【ゴワッパー5 ゴーダム】の主題歌・あらすじ・登場人物・声優
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。