テレビアニメって楽しいよね

1963年から始まったアニメを紹介いたします。 概要・あらすじ・主題歌・登場人物・声優 wikipediaからなのでネタバレの危険がありあます!

母をたずねて三千里


フジテレビ系の世界名作劇場枠で放送されたテレビアニメ。


放映日数は、1976年1月4日~同年12月26日までで、全52話。


原作は、エドモンド・デ・アミーチスの(『クオーレ』)中の (5月)の挿入話 (アペニン山脈からアンデス山脈まで)。


1882年、イタリア・ジェノヴァに暮らす少年マルコ・ロッシが、アルゼンチン共和国のブエノス・アイレスに出稼ぎに行ったっきり音信不通になった母アンナ・ロッシを訪ねる為、アルゼンチンへ自ら旅に出る物語である。


基本的には原作に添ってはいるが、もともとが、「クオーレ」という1つの小説の中の短編的な作品(エンリコが書き取りをする課題の中のストーリー)であるため、1年の長きに渡って放映するには圧倒的に量が不足していた。


そのために日常生活を細かく描いたり、ペッピーノ一座などの原作にはない多くのキャラクターを登場させたり、クオーレの他の短編のエピソードやバイアブランカまでの旅を付け足すなど、話を大幅に膨らませている。


マルコの家庭の背景やペッピーノ一座などの設定は、脚本家の深沢一夫によるものらしい(ペッピーノ一座の話は、人形劇団・人形座時代の深沢の経験を生かしたものである)。


アニメではマルコが僅か10歳でアルゼンチンに行くが、原作ではアルゼンチンに向うのは13歳の時である(アニメで母親が出稼ぎに行ってから1年後だが、原作では2年後である)。


主人公の年齢を引き下げられる傾向は、前作『フランダースの犬』も同様である。


また、マルコの兄・トニオ(原作では名前は不詳)は、アニメでは年齢は不詳だが、原作ではマルコより7歳年上の18歳(マルコが11歳の時の年齢)の設定となっている。


オープニングテーマの「草原のマルコ」では南米の民族楽器であるチャランゴとケーナが使用され、独特の雰囲気をかもし出している。


当初、オープニング映像には歌詞などの字幕が付いていなかったが、視聴者から歌詞の字幕を入れて欲しいとの要望が多かった為に2クール目より歌詞などのテロップが挿入された。


他にスタッフなどのデータも異なる。


現在の再放送やDVD等では全話、後期のオープニング映像に挿し変わっており初期の歌詞字幕無しオープニング映像は未ソフト化である。


本作継続中の1976年7月22日に、「東映まんがまつり」でTVブローアップ版が公開された。


同時上映は『アリババと40匹の盗賊』(再映)・『グレンダイザー ゲッターロボG グレートマジンガー 決戦! 大海獣』・『秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン』・『ザ・カゲスター』・『山口さんちのツトム君』(短編映画)・『宇宙鉄人キョーダイン』・『一休さん 虎たいじ』の計7本。


本編のDVDは1999年3月25日~同年6月25日発売。


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