ダメおやじ
古谷三敏とフジオプロによる日本のギャグ漫画作品。
また、それを原作としたテレビアニメと映画。
12年間の長期に渡り”少年サンデー”誌上にて連載された。
第24回(昭和53年度)小学館漫画賞少年少女部門受賞。
『週刊少年サンデー』(小学館)にて、1970年43号から1982年30号まで連載。
連載開始当初は赤塚不二夫のアシスタントと掛け持ちであり、古谷を「アイデア会議」に参加させるためとして赤塚が同作を代筆していた。
赤塚は後にエッセイやテレビ(『徹子の部屋』など)でも代筆を公言していたが、それと同時に、同作に人気が出たのは古谷が本格的に描くようになって古谷独特の味が出て以降とも語っている。
近年の日本では、親父は単なる家庭の男の側に過ぎない。
このため、ドメスティックバイオレンスでは、女性に男性が虐待されているケースも見られる。
しかし同作品が発表された1970年代には、まだ「親父の威厳」が存在しており、本作品では敢えてこれを徹底的に扱き下ろすことで、実際にはありえないダメダメっぷりを描くというギャグが成立していた。
1974年4月2日から10月9日まで東京12チャンネルで放送、全26話。
それまで外国アニメや他局製作のアニメの放送を行ってきた東京12チャンネルで最初の自社製作アニメシリーズ。
諸般の事情により、未放送に終わった回は、後に販売されたビデオソフトに収録していた。
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