ドロロンえん魔くん
永井豪とダイナミックプロの日本の漫画作品。
『週刊少年サンデー』にて、1973年(昭和48年)9月30日号より1974年(昭和49年)3月31日号まで連載。
並行して1973年10月4日から1974年3月28日までフジテレビ系列で毎週木曜日19時00分から19時30分に東映動画製作のテレビアニメ版全25話が放送された。
合わせて永井豪本人が描く『小学三年生』をはじめ小学館の学年別学習雑誌、よいこ、小学館BOOK、小学館の幼稚園など10誌に石川賢、小山田つとむ、はまだよしみ、真樹村正らによるコミカライズが連載された。
同じジャンルの「ゲゲゲの鬼太郎」などとは毛色の違うユニークな創作妖怪も多数登場したが、中でもギャグ色の強い「電気あんま」「でたよう」のようなおちゃらけ系妖怪以外にも「デビルマン」を彷彿とさせる異形の敵も登場し、強敵としてたびたび妖怪パトロールを苦しめる展開もあった。
また、最初「史上最強の妖怪」と謳われながらも結局ほとんど一瞬で退治されてしまった「ヘタレ妖怪」とも言える「妖怪怒黒」はTVアニメではその鬱憤を晴らすかのごとくの活躍を見せている。
放送期間: 1973年10月4日 - 1974年3月28日 全25話
放送時間:毎週木曜日19時00分 - 19時30分
放送局 :フジテレビ系列
ギャグ志向の高かった漫画版と違い怪奇色が強く、また上原正三や辻真先といった脚本家らによって全体的に暗くハードな話が作られている。
最終話では一度自分の命を失うが、閻魔大王に復活させてもらい、その後雪子姫と結婚する。
オープニン映像は一貫して不変だったのだが、第8話から番組タイトルが出た時、えん魔くんの声で「ドロローン、えん魔くん!」とタイトルコールが入った。
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