テレビアニメって楽しいよね

1963年から始まったアニメを紹介いたします。 概要・あらすじ・主題歌・登場人物・声優 wikipediaからなのでネタバレの危険がありあます!

ジャングル黒べえ


藤子・F・不二雄による日本の漫画作品、及び同作を原作としているテレビアニメ。


アフリカの密林に住むピリミー族(ピグミー族のパロディ)の王さまの息子である黒べえが、ジェット機を大きな鳥と勘違いし、捕らえようと車輪にしがみついたものの日本上空で力尽きて落下し、落ちた先=佐良利家で看病されたことを機に、佐良利家に恩返ししようと得意の魔法や呪術で騒動を巻き起こす、というギャグタッチの物語。


本作は藤子作品としては珍しくテレビアニメ化企画が先行した作品で、過去『オバケのQ太郎』など一連の藤子作品を手掛けてきた東京ムービーが制作を担当。


藤子はストーリーと漫画連載を担当した。 キャラクターの原案は宮崎駿が手掛けている。


ただし、宮崎が出したアイデアは「アイヌ神話のコロポックル(ホビット)と人間の交流を描く」という、完成作品とは全く異なるものであり(佐藤さとるの『コロボックル物語』シリーズに酷似)、それを楠部三吉郎が「アフリカの原住民」という形に翻案した。


テレビの企画先行という事情もあり、藤子は「なかなかキャラクターに感情移入できなかった」と後に語っている。


本作のテレビアニメ版は1973年3月2日から同年9月28日まで毎日放送制作、NETテレビ(現・テレビ朝日)系列で毎週金曜日の19時00分 - 19時30分に放送された。


30分の1回に2話形式で全31回で合計61話。


本番組の終了後、この放送枠での藤子アニメは1981年に日曜日の放送枠から移転してきた「ドラえもん」が始まるまで8年間は存在しなかった。


藤子アニメの中で在阪放送局が製作に関わっている唯一の作品である。


本放送終了後も、以下のように定期的に再放送された。


漫画連載はアニメ版に合わせて1973年3月から同年12月まで、小学館の学習雑誌(『よいこ』、『幼稚園』、『小学一年生』 - 『小学五年生』)と毎日新聞(大阪版夕刊)に連載されたが、長らく単行本は発売されず、同じ藤子・F・不二雄原作のギャグ漫画『バケルくん』第2巻の巻末に一部が同時収録されたに過ぎなかった。


1989年7月に黒人差別をなくす会が、同じく藤子作品である『オバケのQ太郎』の「国際オバケ連合」の回の描写が黒人差別であると指摘。


これを受けて、藤子プロ、単行本を出版していた小学館、中央公論社は、『オバケのQ太郎』の当該エピソードが収録された単行本を増版中止・回収措置をとったが、この際に余波や後難を避けるため、抗議や指摘がなかった本作を同時に自主回収したと見られている。


ジャングル黒べえ(1973年3月17日、『東宝チャンピオンまつり』内で上映) 併映は『ゴジラ対メガロ』『飛び出せ!青春』『パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻』の3本。


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