赤胴鈴之助
福井英一と武内つなよしによるマンガで、ラジオドラマ化や映画化、アニメ化もされていた。
北辰一刀流千葉周作道場の少年剣士、金野鈴之助の活躍を描く。
父親の形見である赤い胴(防具)を着けることから「赤胴鈴之助」と言われる。
読みきり作品である『よわむし鈴之助』を元に1954年、『少年画報』に第1回が掲載されたところで福井が急逝してしまったため、武内が後を継ぎ、見事に人気漫画に育て上げた。
また昭和45年(1970年)、日本文華社「特集漫画トピックス」において、青年になった鈴之助が性に目覚めて悶々とする続編『青年赤胴鈴之助』が描かれている。
武内つなよし本人による作品だが、絵柄は全く違う劇画タッチである。
さらに昭和52年(1977年)、信濃毎日新聞夕刊に『新・赤胴鈴之助』を週一連載しているが、これはキャラクターのみで、本編とのストーリーの関連性は無い。
1972年4月5日 - 1973年3月28日にフジテレビ系列で放送された。
全52話。
制作は東京ムービー(現:トムス・エンタテインメント)だが、フジテレビでの放送は『アタックNo.1』に次いで2作目で、少年向けは初。
当番組は複数社提供だが、かつてラジオドラマや実写版で一社提供した日本水産が筆頭スポンサーとなっている。
1972年7月22日、「東宝チャンピオンまつり」で初期エピソードの再編集ブローアップ版が上映された。
同時上映は、『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』(リバイバル)・『ミラーマン 生きかえった恐竜アロザ』・『天才バカボン 別れはつらいものなのだ』・『かしの木モック ぼくはなかない』の計4本。
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